疾走(上・下)

直木賞作家・重松清の作品。
優秀だったはずの兄がある日犯罪を犯す。その日を境に少年は、過酷な運命を背負う。
父親の失踪、母親の堕落、同級生からのイジメ…。
そして、15歳の少年はある日町を出る。
その旅路で、起こる2つの強烈事件。
強烈な人生を背負い、駆け抜ける(=疾走する)少年を描いた物語。